国内線49便遅延も「JALシステム障害」が最小限の被害で抑えられたワケ
JALで16日早朝、搭乗手続きや予約などを管理するシステムに障害が発生。国内線49便が30分以上遅延し、合計4125人に影響が出た。社外とのネットワークを接続するシステム機器の故障が原因。
システム障害の影響

今回、国内線の搭乗手続きシステムなどで障害が発生した。JAL公式サイトによると、2022年2月16日朝4時33分頃から国内線の搭乗手続きシステムとJALウェブサイトに障害が発生。同日14時35分頃に解消したという。
国内線「JALタッチ&ゴーサービス」、自動チェックイン・発券機での手続きのほか、国内線予約(個人運賃、特典航空券)、国内線ツアー予約などにも影響が出た。
そのため、空港のカウンターでJALスタッフによる搭乗手続きや航空券の発券作業が、すべて手作業で行われた。空港にある自動手荷物預け機での手続きもできなくなったため、これもすべてカウンターでの対応に。それらの処理が追いつかず、出発便の遅れにつながった。
同時に、JAL公式サイトなどのウェブやモバイルアプリでの予約もできなくなった。空港のカウンター以外では電話での対応となったため、JAL国内線予約の電話が一時つながりにくくなる事態も発生した。
過去に起きた主なシステム障害

JALに限らず、航空会社のシステム障害は過去にも何度か起きている。日本国内で起きた主な事例、そして原因を挙げる。
JALでは2021年7月26日にも国内線の運航システムに不具合が起きた。全国各地の空港での搭乗手続きが一時できなくなり、欠航や遅延が発生。国内線の旅客情報などを扱う回線に障害が起き、運航関連システムの不具合につながった。
結果的に5便が欠航、155便に最大4時間の遅れが出た。JALでは2019年5月8日にもシステム障害が起きており、32便が欠航し、30分以上の遅延が92便に及んだ。