女性の免許取得率、日本で低いのはなぜ? 人口なら女性の方が上、その背景に何があるのか

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2022年の運転免許保有者の構成比は、男性54.2%、女性45.8%である。女性の割合は2017年に45%を超えた。男女間の格差はまだ埋まっていない。総人口では女性の方が男性より多いのだから驚くべきことだ。

都道府県別データ

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 運転免許の有無は、ジェンダーではなく、単純に必要かどうかでも当然左右される。

 大都市では交通が発達していて、車の運転をしなくても問題なく暮らせる環境がある。全国で女性の運転免許保有率がもっとも少ないのは49.2%の東京都、つづいて49.3%大阪府であった。

 男性の運転免許保有率がもっとも少ないのも、東京都、大阪府の順だが、数値は67.0%、68.1%で、女性との差は大きい。いずれも差が大きい都道府県のベスト3に入っている。

 車がなくても生活できる大都市でのこの男女差は、趣味やアイデンティティー、あるいは自分自身と深く関わるものとして車や運転免許を持つ傾向が男性に強いためかもしれない。そういった理由から免許を取得する人もいるだろうし、免許返納を急がない可能性がある。

 京都府が行った免許返納に関するアンケートでは、運転免許証の自主返納を考えたきっかけや理由を複数回答した際に、男女ともにトップは

「高齢運転者の事故のニュースを見た」

であったが、女性は64.8%であるのに対し、男性は46.9%であった。女性は人に迷惑かけることを恐れ、あっさり免許を返納する可能性があるのかもしれない。

 このように、車に関して男女の違いに納得感があるので、自身もつくづく日本人だと感じた。

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