65歳になったので、練馬区の“半額”コミュニティーバスに乗ってみましたよ【連載】町バスに乗って(5)
乗車前のひととき

さて、そんなみどりバスに実際に乗ってみた。
区役所の受付で一番近いみどりバスの停留所を尋ねると、氷川台路線の練馬駅だと教えてくれた。早速駅に向かおうとしたとき、ふと気がついて「バス停があるのは駅のどっち側でしょうか」と追加で聞いたら、
「北口です」
とのこと。これは重要だ。以前も駅のバス停を探すのにかなり時間がかかったことがあった。北口にバス停があるとわかるだけで、ずいぶん助かるのだ。
というわけで、練馬駅の北口に向かった。かなり大きなバスターミナルで、いくつものバス停が並んでいる。どのバス停がみどりバスのバス停なのかわからなかったので、どこかにバス停マップがないか探してみた。そこで、ほかのバスより少し小さい緑色のバスが発車するのを見つけた。急いでそのバス停に行くと、ビンゴだった。
時刻表を見ると、氷川台路線は氷川台駅・東武練馬駅方面と光が丘公園方面の2方向。それぞれ1時間に1本程度だった。今出たのは光が丘公園方面だろうから、次の氷川台駅・東武練馬方面までは約35分ある。駅ビル内の店を見て回ったり、買い物をしたりして時間をつぶした。
満員の車内

バスの発車時刻の少し前にバス停に行くと、すでに数人が並んでいた。ここで気づいたのだが、ひとつのバス停に対して3本の線が引かれている。みどりバス・国際興業・都バスとある。
そこで筆者はみどりバスと書かれた線に並んだ。すると、筆者の後ろにどんどん人が並んできた。観光客ではなく、いつもバスを利用している地元の人たちのようだった。
やがて、みどりバスがターミナルに入り、目の前のバス停に止まった。人が順番に乗り込んでいく。筆者も運転手に免許証を見せ、65歳であることを告げる。運転手はすかさず交通系ICカードをかざすところを手で押さえる。そして、「どうぞ」と操作するので、Suicaをかざした。利用履歴を見ると、差し引かれた金額は220円の半分の110円。
バス停では次々と乗客が乗り込み、あっという間にバスは満員になった。