65歳になったので、練馬区の“半額”コミュニティーバスに乗ってみましたよ【連載】町バスに乗って(5)
東京23区の多くにはコミュニティーバスがある。筆者が今回乗ったのは練馬区の「みどりバス」だ。
路線図が6枚ある理由

筆者がこれまで見てきたコミュニティーバスの路線図は、1枚のシートにさまざまな路線が描かれているのが普通だった。みどりバスの路線図は大小合わせて6枚。なぜだろうか。インターネットで検索してみると、その答えらしきものが見つかった。
まず、練馬区初のコミュニティーバスが運行されたのは1991(平成3)年。「練馬区シャトルバス」という名称で、現在の大江戸線光が丘駅開業にともない、光が丘~保谷間の路線としてスタートした。同じ頃、練馬区役所と関出張所を結ぶ路線も「関出張所線」として運行を開始した。
全国でも早いコミュニティーバスのひとつだったが、現在のように一般バスが走れないような細い道と駅を結ぶのではなく、シャトルバスの名のとおり、広い練馬区を東西に走るバスだった。
このほか、2003年には練馬北町周辺と光が丘駅を結ぶ「練馬区バス交通実験」が、2005年には練馬区内に点在する病院へのアクセスを中心とした「練馬区福祉コミュニティーバス」が運行を開始した。この時点で練馬区には3種類のコミュニティーバスが存在していた。
2009年、3種類のコミュニティーバスはみどりバスに統一された。現在は、西武バスが保谷、関町、大泉、南大泉の4路線、国際興業バスが北町と氷川台の2路線を運行している。現在6種類の路線図が存在するのは、それぞれの路線が独立した存在であるためなのだ。