地元住民は大迷惑! 「SNS映え」のために車道で写真撮影、なぜトラブルが絶えないのか

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“SNS映え”と交通はとかく相性が悪い。SNSの普及やスマートフォンのカメラ性能の向上により、世界各地でこのような状況が生まれている。解決できるのか。

融和を目指すさまざまな取り組み

夕暮れの千葉フォルニア(画像:写真AC)
夕暮れの千葉フォルニア(画像:写真AC)

 地方自治体は、“映え”スポットが注目を集め、経済活動を活性化させることは歓迎するが、交通問題を引き起こすことは望んでいない。“映え”と交通の相性の悪さをどう調和させるかを考えなければならない。

 有名な例は、通称「千葉フォルニア」と呼ばれるスポットである。千葉県中西部に位置する袖ケ浦市の海浜公園通りは、海を背にヤシの木が立ち並ぶカリフォルニアを思わせるロケーションで、“映え”スポットとして人気があった。

 しかし、ヤシの木の幹に突如注意書きの看板が取り付けられ、これまた注目を集めた。せっかくの“映え”スポットが台無しである。

 実際、観光客が増えるにつれ、迷惑行為や危険行為も増えている。これを受け、袖ケ浦市は関係機関と連携してパトロールを強化し、観光協会のウェブサイトで注意喚起に努めている。

 2018年12月には注意喚起の看板を3基設置し、安全対策を徹底した。しかし、人身事故が発生する事態が続いた。近隣の工場からも安全対策を求める強い要望が寄せられ、ヤシの木の幹に注意書きの看板を巻きつけざるを得なくなった。これは“映え”スポットとしては苦渋の選択だったといえるだろう。

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