西武鉄道も導入 「鉄道中古車」はなぜいまアツいのか? 人気車両は“奪い合い”状態という現実

キーワード :
, , , ,
西武鉄道はこのたび、東急電鉄や小田急電鉄から、「サステナ車両」として中古車を導入することになった。東急電鉄からは大井町線で使用されている9000系、小田急電鉄からは、本線などで活躍する8000形が導入されることになる。

他社中古車を導入する西武鉄道

小田急電鉄8000形(画像:西武鉄道)
小田急電鉄8000形(画像:西武鉄道)

 西武鉄道はこのたび、東急電鉄や小田急電鉄から、「サステナ車両」として中古車を導入することになった。東急電鉄からは大井町線で使用されている9000系、小田急電鉄からは、本線などで活躍する8000形が導入されることになる。

 東急の9000系は、

・多摩川線
・多摩湖線
・西武秩父線
・狭山線

で導入が予定されており、小田急電鉄の8000形は、国分寺線で導入されることになる。

 どちらも昭和後期の車両で、製造されてから時間がたっている。その時代に製造された車両もまだ西武鉄道にいるのだから、そっちを大切にすればいいのでは――と思う人もいるだろう。

 なぜ、西武鉄道は他社中古車をサステナ車両として導入するのか。

全てのコメントを見る