まさに名ルート? 日本の大動脈「東名&名神」で体感する特別な興奮とは

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東名と名神は、他の高速道路にはない“ならでは”の魅力がたくさんある。これから、夏の交通のピークシーズンを迎えるが、その前に魅力を知ってドライブをもっと楽しくしよう。

東名・名神は「日本の大動脈」

東名上り線。名古屋IC付近(画像:都野塚也)
東名上り線。名古屋IC付近(画像:都野塚也)

 東名高速道路(以下、東名)と名神高速道路(以下、名神)は、日本全国にある高速道路のなかで、現在最も交通量の多い高速道路だろう。首都圏~中京圏~関西圏の三大都市圏を結ぶ“日本の大動脈”である。

 仕事やプライベートで年間約6万km走っている私(都野塚也、ドライブライター)も、東名と名神を長年愛用しており、他の高速道路にはない“ならでは”の魅力がたくさんあると感じている。

 この記事を読んでいる人のなかにも、ビジネスやプライベートで東名・名神を利用する人は多いのではないだろうか。特にこれから、夏の交通のピークシーズンを迎えるが、その前に東名・名神の特徴を知って、ドライブをもっと楽しくしよう。

名称に「高速道路」

中央自動車道小牧JCT付近。東名と名神の表示がある(画像:都野塚也)
中央自動車道小牧JCT付近。東名と名神の表示がある(画像:都野塚也)

 日本では一般的に、有料の高規格道路を「高速道路」と呼ぶが、2023年7月時点で、正式に「高速道路」の名称を含む路線は、東名と名神のほか、両者に代わる

・新東名高速道路(以下、新東名)
・新名神高速道路(以下、新名神)

の4路線しかない。

 中央自動車道はかつて「中央高速道路」と呼ばれていたが、当時、中央分離帯もセンターポールもない暫定2車線で、速度超過車両による交通事故が頻発したため、「中央自動車道」に改称された経緯がある。

 以来、新路線は「~自動車道」の略称が「~道」となり、正式な「高速道路」は新東名と新名神のみとなっている。

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