気付いてた? 制限速度の「標識」「標示」が最近あまり見当たらないワケ

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最近、一般道・高速道路ともにこれらの標識や標示がないところが増えている。いくら走っても見あたらないことがある。いったいなぜか。

多くのドライバーが意識する「制限速度」

東京ゲートブリッジ付近(画像:都野塚也)
東京ゲートブリッジ付近(画像:都野塚也)

 道路には、交通ルールを規制・順守するためのさまざまな標識や標示がある。車を運転するドライバーはそれらを見て、互いの安全を守っている。

 そんな標識や標示のなかでも、特に設置されている数が多く、多くのドライバーが意識するのが、

「制限速度」

に関する標識や標示ではないだろうか。

 日本では道路ごと、または同じ道路でも区間ごとに制限速度が設定されている。ドライバーは道路に設置されている制限速度の標識・標示をみながら、それに合わせて速度を前後させることになる。

 ところが最近、一般道・高速道路ともにこれらの標識や標示がないところが増えている。場所によって設置間隔はまちまちだが、通常は制限速度を案内する標識や標示が設置されているが、いくら走っても見あたらないことがあるのだ。

 それにはしっかりとした理由が存在する。しかし、そのことを意外と知らない人も多い。そこで今回は、制限速度の標識・標示がない道路のしくみについて書いてみよう。

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