高速道路のアクセス向上だけじゃない! 「スマートIC」が地域経済の活性化に大きく貢献できるワケ

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スマートICが増えている。低コストで設置でき、高速道路へのアクセスがしやすくなるといったメリットはもちろん、実は「地域経済の活性化」に大きな役割を果たしている。

スマートICの設置効果

新潟東スマートICにおける、一般道から日本海道北自動車道への入り口(画像:ITSサービス高度化機構)
新潟東スマートICにおける、一般道から日本海道北自動車道への入り口(画像:ITSサービス高度化機構)

 新潟県新潟市の日本海東北自動車道に設置された新潟東スマートIC。同ICは2016年に開通したものだが、開通によってさまざまな相乗効果が認められている。新潟市のウェブサイトでは、その効果について次のように紹介している。

・救急救命活動の支援:最寄りの病院への救急車の搬送時間が最大約7分短縮するなど、現場の救急隊員も搬送時間の短縮効果を実感。
・企業活動の効率化:周辺企業の利用が確認され、物流の効率化や運転手の負担軽減などに貢献。スマートICの開通に合わせ新たな物流拠点の整備も進んでいる。
・周辺開発計画の支援:スマートICの開通に伴い、土地区画整理事業が進み、沿線地域の開発を誘発。沿線地域の人口や世帯数が増加するなど、地域活性化を支援。

 新潟県になじみのある筆者(熊谷透、フリーライター)は、新潟東スマートICの恩恵を肌身で実感している。というのも、同IC設置前は、どうしても混雑が多くなるバイパス国道を選択しなければならなかったからだ。最寄りのバイパスIC合流部は県内有数の混雑スポットで、移動時間の読みにくさに頭を抱えていた。

 しかしスマートICが設置されたことで、移動ルートの選択肢の幅が大きく広がった。交通の転換が図れるのは移動時間の削減効果へとつながるため、緊急時の移動や物流業をおこなう人たちにとってもかなりありがたい存在になっている。

 また以前、同IC付近の地域は田畑が広がっていたが、土地区画整理事業とICの開通も相まって姿が一変した。IC付近は商業施設やクリニックなども数多く立ち並び、新興住宅地として超人気エリアへと変貌を遂げたのだ。

 そのためスマートICの設置は、利便性の向上だけではなく地域活性化の効果も非常に高いといえる。

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