バイクに“ETC”必要? 休日ライダー必見、「未搭載 = 損」と言われてしまう理由
2001年に全国展開を開始したETC。その利用率は年々上昇しており、ライダーたちの間でも搭載の流れが押し寄せている。メリットとは。
バイクのETC装着数は40万台以上

2001(平成13)年に全国展開を開始した自動料金収受システム(ETC)は、車両に専用カードの機器を搭載することで、高速道路のゲート通過時に料金が自動精算されるシステムだ。その利用率は年々上昇しており、ライダーたちの間でも搭載の流れが押し寄せている。
2022年9月時点における全国の高速道路のETC利用率は、乗用車、トラック、バス、バイクなど全ての車両で
「94.1%」
となっている。そして、バイクを含む軽自動車のETC利用率は84.5%となっており、全体の利用率よりはやや落ちるものの、高い割合を占めている。
さらに、ITSサービス高度化機構(東京都千代田区)の調査によれば、2022年度における二輪車のETC2.0(ETCの進化版)車載器搭載数は約40万台以上にのぼった。これだけ多くの人々がETCを利用しているのは、ETCを搭載するメリットが実感できるからといえるだろう。
普段から高速をあまり利用しないライダーにとっては、ETCを装着してもあまり意味がないように思えるかもしれないが、近年では搭載したほうがお得になる可能性が高いのだ。