中古車の「高額査定」 内装・外装コンディション、結局どちらが決め手になるのか?
クルマを売却する際、その査定価格に影響する要素は多岐にわたる。高額査定のカギとは何か。
多岐にわたる評価ポイント
クルマを売却する際、その査定価格に影響する要素は多岐にわたる。高額査定が生じる基本的な要素としては
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・事故歴がない
・軽微なものであっても補修歴がない
・年式が新しい
・走行距離が少ない
・車検の残期間が長い
・人気車である
・人気のボディカラーである
・人気グレードである
・人気のオプションが付いている
などである。こうしたことに加えて、
・ワンオーナー車/履歴がはっきりしている
・整備記録簿完備/ディーラーによる整備履歴が確認できる
なら、なお可だ。輸入車であれば正規ディーラー取り扱い車であることなども重要となるだろう。
査定の減額ポイント
これらの高査定条件はおそらく誰が考えても当たり前のこととして認識されているだろう。
年式が新しく、新車時からそれなりに大切に維持されていたクルマであれば、これらの条件から大きく外れることもないはずである。
問題はここから先だ。
・年式は最新ではない
・走行距離もそれなりにある
・車検は1回更新もしくは数回更新している
・ワンオーナーではなく数人のオーナーの手を経ている
こうしたクルマは下取りや買い取り査定では減額となる。そして中古車として販売される時点での価格で大きな差が生じる場合もある。
それではどういった箇所の、どういった条件の違いが価格差を生むのだろうか。個別に解説して行きたい。