「サブスクより中古車買う」 自動車メーカー悩む現実、専門業者参入で競争激化 今後の差別化戦略どうなる

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自動車のサブスクサービスへの関心が高まっている。その背景には何があるのか。また業界の抱える課題、自動車メーカーの抱える課題とは何か。

自動車業界にもサブスクの波が

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 近年、あらゆる分野にてサブスクリプションサービス(定額課金サービス。以下、サブスク)が登場し、話題を呼んでいる。

 複数のサブスクを活用して、日常生活をより楽しく、よりお得に送っているという人も多いのではなかろうか。このサブスクの波は、すでにモビリティ分野にまで浸透している。

 トヨタ自動車は、2019年から自動車サブスク「KINTO(キント)」を開始し、2022年12月にはその利用者が5万人を超えた。諸経費や車検代などを込みにした定額課金サービスの登場は、新車購入のためにローンを組み、5~10年かけて返済することで、車をようやく

「所有できる」

という従来の常識を大きく変えた。

 いつでも解約して別の車に乗り換えることができる点や、低燃費車や電気自動車を気軽に利用することができる点が、消費者の関心を広くつかんだ。若年層や都市部における車離れの風潮を逆手に取ったともいえる。

 いずれにせよ、サブスクの登場によって車は

・維持費用がかさばる
・所有メリットよりデメリットが大きい

といった存在から、

・コストが比較的安く気軽に利用できる
・ドライブなど趣味のために利用できる

存在へと変化を遂げた。

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