中古車の「高額査定」 内装・外装コンディション、結局どちらが決め手になるのか?

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クルマを売却する際、その査定価格に影響する要素は多岐にわたる。高額査定のカギとは何か。

クルマはまず「走ってナンボ」

中古車店のイメージ(画像:写真AC)
中古車店のイメージ(画像:写真AC)

 まず、クルマは当然のことながら走ってナンボである。エンジン、トランスミッション、ブレーキ、サスペンションなどのクルマとしての機能に大きく影響する箇所のコンディションは誰しも重視する。

 とはいえ、これら基本的な機能部品は車検時に適正なチェックと整備、パーツ交換を行っていれば大きくその性能が損なわれることはまずない。

 もちろん全くないとはいわないが、それでも走行距離3万km程度。新車で登録し最初の車検更新くらいのレベルであれば、運転者が明確な劣化を感じることもないだろう。

 これよりも年式が古く、走行距離が増している個体となると劣化が危惧される箇所は増える。必然的に中古車としてチェック項目はさらに増えて行く。

 この辺りを深く解説するには多くの文字数を必要とするため、とある極端な一例を挙げて解説してみよう。

補修の手間とコストがポイント

中古車店のイメージ(画像:写真AC)
中古車店のイメージ(画像:写真AC)

 仮に同じ年式の同じモデル、ボディカラーも同じでグレードも同じ。走行距離も大差ないという2台のクルマがあったとしよう。

 ただし1台は塗装に微細な傷と小さなヘコみがあり、ヘッドライトレンズも変色しクモってしまっている。事故車ではないが、運転に不慣れなオーナーの元で少々雑に扱われて来たことは明らか。アルミホイールにも汚れと腐食、傷もある。要するに外観がイマイチな個体である。

 対してもう1台、外観は申し分ないものの、内装にタバコの臭いが染みついている。エアコンから出る冷気にも特有の臭いがある。シートもクッションがヘタっている上に生地の一部が破れている。

 ステアリングも表面にスリキズがある。外観はキレイに維持されていたことから見て、前のオーナーは見た目を重視する性格だったと思われる。そして愛煙家であるとともにクルマ好きゆえ普段からクルマのなかで過ごすことも多かったのかもしれない。要するに内装に問題がある個体だ。

 この2台、あなたならどちらを選択するだろうか。いいかえれば、内装と外装、補修するとどちらがより

「手間とコストが掛かるのか」

ということである。

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