京都は早くも「観光公害」 GW連休前から駅前バス・タクシー100人以上の大行列、地元商人ウハウハも 先が思いやられる厳しい現実

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京都市の中心部や人気観光地でゴールデンウイークを前に混雑が始まり、長蛇の列ができている。京都市などが対策を打ち出しているが、効果は出るのだろうか。

商業者や宿泊業者はにんまり

京都駅烏丸口で発生したバス待ちの長い列(画像:高田泰)
京都駅烏丸口で発生したバス待ちの長い列(画像:高田泰)

 京都市や交通事業者が混雑緩和に頭を痛めているのと対照的に、外国人観光客を待ち望んでいたのが、商業者や宿泊業者だ。2019年の観光消費額は約1兆2400億円。市民の年間消費支出の5割強に相当する額だったが、コロナ禍の間は約6割減少した。

 政府や京都府が資金繰りを支援したため、倒産こそ抑えられたものの、民間信用調査機関・帝国データバンクによると、2021年には京都府で1000社以上が休廃業、解散している。苦境打開の力となるのが外国人観光客なのだ。

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