戦車の高性能化を支えたのは「航空機技術」だった! ミリオタ以外も知っておくべき、教養としての技術史

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米国のクリスティM1931戦車は400hpの航空機用エンジン「リバティ」が採用されていた。いったいなぜか。

戦車の機動性に関する考え方

クロムウエル戦車
クロムウエル戦車

 今、見た目は軽快な1970年代の戦車と見た目ははるかに重厚な1990年代以降の戦車を比較したとしよう。

 防御性能や攻撃性能は別として、どちらが軽快かつ機動性が高く見えるかと言ったら、多くの人が前者と答えるだろう。

 日本の陸上自衛隊の74式戦車(重量40tで720hp)と90式戦車(重量50tで1500hp)を比較してみるとわかりやすい。しかし実際には後者の方が機動性としては優れているのである。

 これこそが、1t当たり30hp以上で戦車の機動性は極めて優れたものとなるという考え方が正しかったことの証明でもある。

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