常に人手不足! そんな「タクシー・トラック・バス業界」にあえて転職する“メリット”を教えよう
トラックドライバーやバス運転手、タクシー運転手といった職業は人手不足となっているが、そのような人手不足業界に、あえて就職・転職を考える人もいる。どのようなメリットがあるのだろうか。
逆張りをすれば希少価値に

このように、人手不足業界で働くことにも、キャリア開発の観点から見れば、メリットはたくさんある。これらのメリットは基本的に、自分の市場価値がどうすれば高まるのかということに関係している。
そもそも市場価値とは、需要と供給の関係で成り立つものであり、需要に対して供給が少なければ希少価値が生まれ、市場価値が高まっていく。つまり、人手不足の業界という相対的に人が集まってこないところに、逆張りであえて入っていくことで、他の人が得ることができない希少な価値を得ることもできるのだ。大勢が行く道を歩んでいるだけでは、なかなか希少価値を得ることはできない。
もちろん、人手不足の業界ということは、働く人、一人一人の負荷が大きく、忙しく、労働時間も長いことも多いので、大変な面もあるだろう。たくさんの求人があるのに、なかなか人が集まらないということは、他にも何かデメリットがあるのかもしれない。
ただ、そのデメリットと、この記事で述べたようなキャリア開発上のメリットを比べた際、中長期ではどちらが自分にとってよいのかを考えれば、人手不足業界への就職・転職というのも、十分に選択肢の中に入るのではないだろうか。
特に、能力開発の観点から考えると、人手不足業界での経験は大きなメリットがある。冒頭でトラック運送、バス、タクシーの各業界を例に挙げたが、ほかにも歓迎される業界は多い。今の自分の壁を一つ乗り越えたい人にとっては、人手不足業界での仕事はうってつけかもしれない。