常に人手不足! そんな「タクシー・トラック・バス業界」にあえて転職する“メリット”を教えよう
トラックドライバーやバス運転手、タクシー運転手といった職業は人手不足となっているが、そのような人手不足業界に、あえて就職・転職を考える人もいる。どのようなメリットがあるのだろうか。
全体感のある仕事ができる

しかも、人手不足業界では、仕事の範囲も広がることが多い。人材が豊富な業界であれば、ひとつの仕事でも多くの人で分業して行うことが多い。分業は、狭いが深く仕事をすることができて、スペシャリスト志向の人にとってはよいこともあるが、「全体感」を持ちにくい。
一方で、人手不足業界では、人手不足ゆえに、いろいろなことを一人でしなくてはならないことも多い。ところがそれも成長につながる。さまざまな仕事を一人でまとめて行うことで、仕事全体のつながりを見渡しながら仕事ができるからだ。「今、自分がやっている仕事がどんな意味があるのか」を明確に理解しながら仕事をすれば、学ぶことも多い。
能力開発だけでなく、出世してポストが得られれば、チャンスはさらに広がる。転職市場は、若手市場、課長市場、部長市場、役員市場と、ある程度階層化されており、マネジメント経験がある人が、課長市場以上で転職しやすい。
ところが、厚生労働省の調査によると、従業員に対する比率は、部長でおおよそ3%、課長で7%と、実はかなり少ない。つまり、課長や部長になれるということは、ビジネスパーソンの中でも、かなり希少なポジションが手に入るということである。そして、さらに言えば、そのポストの市場での転職で、キャリアアップできる可能性も高まる。