まるで007の世界? CES展示「BMWコンセプトカー」の殺伐たる可能性、ヘッドアップディスプレーの先進性に酔え

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1月のCESで、BMWは現実世界と仮想世界をデジタル技術で融合させたコンセプトカー、「BMW iVision Dee」を発表した。強調された技術が、ヘッドアップディスプレーと変幻自在のボディーだった。

自動車の存在感が増してきたラスベガスCES2023

BMW iVision Dee(画像:BMW)
BMW iVision Dee(画像:BMW)

 世界最大の技術見本市「CES(Consumer Electronics Show)2023」が、2023年1月5日から8日までラスベガスで開催された。

 173の国や地域から3200社以上の企業が出展し、実に2年ぶりの本格的な開催だった。2年ぶりというのは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2021年はオンライン形式、2022年は規模を縮小したハイブリッド形式で開催せざるを得なかったからだ。

 CES2023は、この2年の空白期間を埋めるべく展示スペースを拡大して行われたものの、出展企業数は2019年の4400社には届かなかった。

 展示のカテゴリーは幅広く、

・5Gテクノロジー
・クラウドコンピューティング
・サイバーセキュリティー
・スマートホーム
・エンターテインメント
・フィットネス
・エネルギー
・ロボット

など、最新技術が何でもそろっているといった印象を受ける。

 日本からはソニーやパナソニックといったエレクトロニクス企業をはじめ、ENEOSやサントリーなど非テック分野の企業、および日本貿易振興機構(ジェトロ)の支援を受けたスタートアップ36社がジャパンパビリオンに出展していた。

 近年は、CESへの自動車関連の出展が目立ってきている。CES2023では約300社の自動車関連の企業が出展しており、なかには、

「自動車というテーマが見本市を支配している」

と表現しているメディアも見受けられた。

 そのような自動車関連の出展のなかでは、BMWのコンセプトカーに特に注目が集まった。

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