まるで007の世界? CES展示「BMWコンセプトカー」の殺伐たる可能性、ヘッドアップディスプレーの先進性に酔え

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1月のCESで、BMWは現実世界と仮想世界をデジタル技術で融合させたコンセプトカー、「BMW iVision Dee」を発表した。強調された技術が、ヘッドアップディスプレーと変幻自在のボディーだった。

目を引いたBMWのコンセプトカー

BMW iVision Deeのヘッドアップディスプレー(画像:BMW)
BMW iVision Deeのヘッドアップディスプレー(画像:BMW)

 BMWは現実世界と仮想世界をデジタル技術で融合させたコンセプトカー、「BMW iVision Dee」を発表した。Deeはコンセプトカーの名前であり、「Digital Emotional Experience」の頭文字からきている。

 Deeの出展と同時に、BMW AGの取締会長兼最高経営責任者(CEO)のオリバー・ツィプセが基調講演を行い、Deeについて

「仮想体験と現実世界における自動車を運転する喜びを融合させた究極のデジタル ドライビング マシン(ultimate digital driving machine)」

と表現している。

 特に強調された技術のひとつが、20年にわたり開発してきたヘッドアップディスプレーだ。

 Deeの車内は実に殺伐としており、一見すると運転席に奇妙な形のステアリングがポツンとあるだけだ。デジタル化とBMWブランドの要素に重点を置き、インテリアのみならずエクステリアのデザインを縮小し、意図的にシンプルに作られている。

 デジタル関連の制御は、拡張ヘッドアップディスプレーと連動したBMW Mixed Reality Sliderで行われる。ドライバーは、ダッシュボードに組み込まれているShy-Techセンサーにより、ヘッドアップディスプレーの表示を選択する仕組みだ。

 なお、この拡張ヘッドアップディスプレーは、フロントガラスの全幅にわたりプロジェクションが可能であり、運転情報の表示だけでなく、エンターテインメントや仮想空間を楽しむことができる。

 2025年には、新しいクラスのモデルにBMWヘッドアップディスプレーシリーズが装備される予定だ。

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