課題山積の大田区「蒲蒲線」 4月の区長退任で風向きどうなる? 駅間800mを阻む厚き壁の行方とは

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大田区の松原忠義区長が12月22日、今春に実施予定の区長選に出馬しないことを表明した。これにより4期にわたって続いてきた松原区政は幕を下ろす。

「まちづくり」宣言の行く末

羽田空港のほか、大田区は田園調布という高級住宅街を抱える。写真は、地下化で不要になった田園調布駅(画像:小川裕夫)
羽田空港のほか、大田区は田園調布という高級住宅街を抱える。写真は、地下化で不要になった田園調布駅(画像:小川裕夫)

 松原区長は不出馬表明の直前に「鉄道と魅力的なまちづくり」宣言を発表したが、大田区は12月20日には京急電鉄と「公民連携によるまちづくりの推進に関する基本協定」を結んでいる。

 これら宣言や協定締結からも間がなく、その効果が目に見えるような形になるのも先になるだろう。

 懸案事項となっている蒲蒲線のほかにも、大田区内には

・JR線
・京急線
・東急線
・都営地下鉄(東京都交通局)
・東京モノレール

が走り、りんかい線は車両基地が所在している。

 大田区の「鉄道と魅力的なまちづくり」は、まだ始まったばかり。本格的な取り組みは、次の区長に託される。

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