安さ自慢の「高速路線バス」 欧州でも若者に大人気、でも肝心の「座り心地」はどうのか? 実際に乗ってみた

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都市間の移動手段として人気を誇る高速路線バス。手頃な料金という魅力で若者を中心に利用者が多い。こうした傾向は欧州も同じようだ。

独でシェア95% 創業10年で急成長した企業とは

欧州における高速路線バス最大手のフリックスバス。同社はバスを保有せず、各国のバス会社へ委託して運行している(画像:橋爪智之)
欧州における高速路線バス最大手のフリックスバス。同社はバスを保有せず、各国のバス会社へ委託して運行している(画像:橋爪智之)

 ヨーロッパの高速バス市場でトップシェアを誇るのは、前述のフリックスバスで、ドイツ国内では実に95%という圧倒的なシェアを誇る。

 シェア2位のユーロラインズはわずかシェア1.4%で、しかもフリックスバスに買収されたため、別ブランドながら実質的にはこのシェアもフリックスバスが握っているも同然だ。

 フリックスバスは、規制緩和された2013年にドイツで創業して以来、急成長を遂げてきた。

 同社の特徴は営業に使用する自社のバスを1台も保有していないことで、チケット販売や運行路線の設定といったオペレーション業務だけを行い、それを各国のバス事業者へ委託して運行させるというシステムだ。

 下請けとなるバス事業者は、それまで主に観光バスなどを運営していた会社が多く、路線バスという定期的な収入を得られる仕事は、バス会社に取ってもありがたい話だった。

 しかし一方で、かなり低価格で運行されていることから、不当な料金だとして同業他社から訴えられたこともあった。

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