自転車ユーザー、実は交通違反だらけだった! 「免許が要らない」慢心か、警察庁も取り締まり本腰

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免許が要らず、誰でも気軽に乗れる便利な自転車。それゆえか、本人も意識しないうちに違反行為を繰り返しているケースは想像以上に多い。

意外とやってる 自転車での違反行為

標識(画像:写真AC)
標識(画像:写真AC)

 前述した自転車安全利用五則を知っていれば、1から9までは取り締まりの対象になることはすぐに分かる。

 10の「その他」とは、安全ルールを守るという部分で、警報機の鳴る踏切への侵入、歩行者妨害、整備不良などがある。

 よくあるケースとしては、自転車は自動車用の信号を順守する必要があるが、丁字路を直進する際、信号無視と横断歩行者を横切る、というふたつの違反を同時に行うことが起こりうる。

 また、警報機の鳴った踏切に侵入すると、一時不停止、遮断機侵入、加えて右側通行の可能性があり、複数の違反を同時にしてしまうこととなる。

 自転車には免許がなく、自動車のように違反行為の累積確認することが困難だ。そのため青切符というものが存在しないと思われる。

 そのためか、警告か赤切符となっており、違反金の他、交通裁判所への出頭、6000円を支払い自転車運転者講習の参加が義務付けられる。

 これについて取り締まりへの反論をしたとしても、無理を通せば道理が引っ込むということにはならない。

 まず、自分の行為を反省してほしい。

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