北海道新幹線の延伸に地元ブチ上がり! 「新駅コンセプト」に垣間見える、尋常ならざる気合いとは
北海道新幹線が2030年度に延伸されて、札幌と東京が結ばれる。札幌駅はもちろん、停車予定の新八雲(仮称)、長万部、倶知安、新小樽(仮称)の各駅も、早くも色めき立っている。
2030年度の開業、色めき立つ地元
JR北海道新幹線が新函館北斗から札幌まで延伸されて、東京と結ばれるのは2030年度。
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まだ8年もあるというのに、JR札幌駅周辺は急に慌ただしさを見せ出した。新札幌駅の建設と現札幌駅を一帯化して利便性を高めようと、現駅構内の整備に取り掛かり、今ある商業施設の大部分を閉じる大工事が始まった。
駅舎に入ると随所に工事用の天幕が張りめぐらされていて、時折、ふと立ち止まり、けげんそうに振り返る人もいる。そのそばを乗客が流れるように歩いていく。
新幹線の札幌駅が建設される場所は、現駅の東側を流れる創成川(人工河川)の真上だ。
この川は札幌市を東西に分けて流れおり、川をまたぐ形で新駅が建設される。すでに駅舎のデザインが公開され、新駅への期待は高まるばかり。
札幌市民は、いよいよ新幹線到来か、と熱い眼差しを向けている。
そして、新幹線の到来を待ち焦がれているのは、終着駅の札幌だけではない。