宅配だけではない! 今後の物流事業のカギとなる「超低温」をご存じか

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物流ビジネスで注目されがちなのは宅配便だが、今後の伸びしろは「低温物流」にある。

先端医療分野にビジネスチャンスか

リニアモーターカー(画像:写真AC)
リニアモーターカー(画像:写真AC)

 超低温以下の極低温も、多くの新規技術開発の可能性を秘めている。LNG冷熱利用として、温度差を利用した冷熱発電も開発されているが、一段と改良が加えられるだろう。

 極低温の世界ではリニアモーターを始めとして、先端医療機器等で既に実用化が進められている。そして少しでも高温寄りの超電導に向け、研究者たちはしのぎを削っている。物流のハードウエアに転用可能な技術も生まれてくるはずだ。

 新型コロナワクチンの長期保存は現在、超低温で行い、使用分を冷凍に移し替えて、短期間で使い切るという運用になっている。保存温度を上げると、今度は品質保持期限の問題から扱いが難しくなる。

 ただ、通常の冷凍帯で保存できるということは、末端医療機関の負担は大きく軽減されるだろう。先端医療分野においても、物流ビジネスが管理代行するチャンスが広がっていくのではないか。

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