映画『彼女が水着にきがえたら』で一躍脚光! バブリー「水上バイク」は東京の交通手段となり得るか?
1989年に公開され大ヒットを記録した映画『彼女が水着にきがえたら』。同作で脚光を浴びたのが、水上バイクを始めとするマリンスポーツだ。
懐かしい! 33年前の大ヒット作

日本にマリンスポーツを普及させた伝説の映画『彼女が水着にきがえたら』が2022年9月、Blu-ray版で新たにリリースされることが発表された。
1989(平成元)年に公開された原田知世主演作。『私をスキーに連れてって』(1987年)『波の数だけ抱きしめて』(1991年)と並んで、クリエイター集団ホイチョイ・プロダクションズが手がけた「ホイチョイ3部作」と言われる。
『私をスキーに連れてって』がスキーを一大ブームにしたのと同じく『彼女が水着にきがえたら』はマリンスポーツをメジャーにした作品とされている。
物語の舞台は湘南。アパレルメーカーに勤めるOLの田中真理子(原田知世)が、同僚の石井恭世(伊藤かずえ)に誘われて参加した相模湾でのダイビングの途中はぐれてしまい、吉岡文男(演:織田裕二)の乗るヨットに救助されることから始まる。
ここから物語は宝探しへ進み、水上バイク(「ジェットスキー」はカワサキの登録商標)やふたり乗りの潜水艦など、当時最先端のマリンスポーツが登場していく。
映画の反響はすさまじく、1989年6月の封切りから1か月後には早くもスキューバダイビングにチャレンジする女性が急増していることが報じられるようになった。
そんな同作を振り返ってあらためて気になるのが、水上バイクだ。