映画『彼女が水着にきがえたら』で一躍脚光! バブリー「水上バイク」は東京の交通手段となり得るか?

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1989年に公開され大ヒットを記録した映画『彼女が水着にきがえたら』。同作で脚光を浴びたのが、水上バイクを始めとするマリンスポーツだ。

レジャー用だけではもったいない?

水上バイクのイメージ(画像:写真AC)
水上バイクのイメージ(画像:写真AC)

 水上バイクは、まさにこの時期から普及を始めたマリンスポーツの王道。現在でも見かける機会は多い。

 フィクションの世界ではいざしらず、現実ではあくまでレジャーのためのもの。しかしこれをうまく利用すれば、便利な移動が可能になるのではないかと思えてならない。

 例えば東京では運河や河川も多い。また湾岸地域では都心への交通インフラが十分に整備されていない地域も存在する。

 2019年には東京五輪による混雑を見越して、勝どき~日本橋間で船を用いた通勤の実証実験が行われたが、その後の進展はない。この区間を水上バイクで移動できるだけでも利、便性があるように思えてならない。

 なぜ、水上バイクは交通手段として普及をみなかったのか。

 1980年代末から市場に広まった水上バイクだが、これを新たな交通手段として利用しようとする動きは、一度も起こってはいない。この背景には、水上バイクの利用できる地域が制限されていることが挙げられる。

 水上バイクの航行区域は、法律で次のように定められている。

「沿海区域 ただし、安全に発着できる任意の地点から15海里以内の水域のうち、当該地点における海岸から2海里以内の水域及び船舶安全法施行規則第1条第6項(平水区域)の水域のうち陸岸から2海里以内の水域に限る」(※海里=1852m)

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