EV普及に「補助金」はむしろ逆効果? 本当に欠かせない「2本柱」とは何か、いま明らかに
国内ガソリン最大手のENEOSが「EV充電サービス」事業を開始したと発表。その詳細と、EV普及の展望について考える。
「一枚岩」ではない議論の行方
アメリカの「フォックスニュース」は、ドイツの自動車産業ロビー団体VDAはヨーロッパの充電インフラ不足を無視した可決と批判的だ、と報じた。
また、合成燃料も規制の対象外にするようにとの要求を欧州議会が拒否したことについて、改革と技術に反する決定とも述べた、と報じた。
フランスの経済紙「レゼコー」は今回の採決にあたり、製造業者や環境保護NGOの外部からのさまざまな意見が吟味され、欧州議会議員間で激しい戦いが繰り広げられた、としている。
反対派からは、単一の技術的解決策(電気自動車)に絞ることには大きなリスクがあり、充電ネットワークの容量、脱炭素電力の生産、電池の原材料の入手可能性など、不確実性が高いとする反対意見が出された。
賛成派からは、地球温暖化抑制のために必要なステップであるという主張がなされたという。
まだまだ賛否両論のEV普及
日本では、欧州諸国に足並みをそろえるようにEV化へのシフトを図っている。しかし、その欧州には推進派と反対派が存在し、足並みがそろっているとは言い難い。
特に、ドイツの自動車産業からの反発が強く報じられるシーンが目立った。
世界的にEV化が進むと言われているが、テンポよく推進されていくか否かは不透明な情勢で、無理を通せば遺恨が残る結果になるかもしれない。