ローランド・ベルガー、CASE時代におけるモビリティの「プライシング戦略」発表 完成車販売からソリューション課金型まで提案

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経営戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガーは5月31日 、「CASE時代におけるモビリティのプライシング戦略」を発表した。

戦略は六つ

車のイメージ(画像:写真AC)
車のイメージ(画像:写真AC)

 経営戦略コンサルティングファームのローランド・ベルガー(東京都港区)は2022年5月31日 、最新スタディー「CASE時代におけるモビリティのプライシング戦略」を発表した。

 CASEとは、

・Connected:コネクテッド
・Autonomous:自動運転
・Shared & Service:シェアリング・サービス
・Electric:電動化

の頭文字をもとにした造語で、次世代の自動車業界のトレンド。同社によると、具体的なプライシング戦略は次の六つとなる。

1.従来型(完成車販売)
2.ミニマル+α型
3.ブロック組立型
4.コンテンツ課金型
5.付帯サービス課金型
6.ソリューション課金型

 同社は今回の発表について、

「これまでのプライシングは完成車1台に対して、売り切りを前提としたプライシングがなされるのが基本であった。しかし、CASE時代において、プライシング対象は、完成車本体に加えて付帯サービスやソリューションへと広がる。同時に、キーコンポーネントやキーファンクションごとにプライシング対象が切り出されるという変化も生じる。また、サブスクリプション型という新たなプライシングの方法も出現している。つまり完成車1台に対するプライシングと見るのではなく、多様なプライシング対象の組み合わせとして捉えることができる。売り切って終わりではなく、利益獲得機会は続くとなると、ユーザー数を最大化するための「種まき」と、利益を回収する「刈り取り」をうまく組み合わせたプライシングが求められる。どのプライシング戦略をとるのか、それはプレーヤー出自や想定顧客を踏まえ、利益を最大化するために最適な選択肢を選ぶことが求められる」

とコメントを寄せている。