世界が認めた日本車! 「支持率77%」という品質優位も、その背景で進む地域ごとの受容格差

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最新調査で日本車の品質支持率は77%と世界トップ級を維持するが、欧州で中国EVのシェアが15%を超えるなど市場の勢力図は激変している。ハードの性能からデジタル体験やエコシステムの運営へ競争の舞台が移る中、メイド・イン・ジャパンが勝ち残るための次なる成長戦略を最新データから読み解く。

欧州で広がる受容性と流通革命

「2026年版グローバル自動車消費者意識調査」(画像:アリックスパートナーズ)
「2026年版グローバル自動車消費者意識調査」(画像:アリックスパートナーズ)

 中国車メーカーへの見方も市場構造によって多様な広がりを見せる。日韓での高い抵抗感や米国での傾向に対し、欧州市場の一部では異なる受容性が示されている。特にドイツでは忌避率が10%と低く、イタリアや英国などでもグローバル平均を下回る水準となった。

 欧州市場で中国製電気自動車(EV)の販売が拡大する背景には、環境規制やエネルギー政策の移行が消費者の選択肢をバッテリー式電気自動車(BEV)へと促す環境がある。データフォースの調査によると、2026年4月の欧州EV市場における中国車のシェアは初めて15%を超え過去最高を記録した。先行して量産体制を整えたメーカーが受け入れられやすい土壌が形成されている。

 参入する新興メーカーのビジネスモデルも変化している。莫大な投資を要する伝統的な特約店網への依存を減らし、デジタル技術を活用した直販体制やサブスクリプション、柔軟なリースプログラムを導入して顧客接点を迅速に構築している。

 電池技術やスマート化、価格競争力を強みに消費者層を拡大すると同時に、欧州域内での現地工場建設や生産能力の増強を加速させている。ブランド競争は規制環境や流通構造の変化と連動し、広がりを見せているのだ。

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