世界が認めた日本車! 「支持率77%」という品質優位も、その背景で進む地域ごとの受容格差
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最新調査で日本車の品質支持率は77%と世界トップ級を維持するが、欧州で中国EVのシェアが15%を超えるなど市場の勢力図は激変している。ハードの性能からデジタル体験やエコシステムの運営へ競争の舞台が移る中、メイド・イン・ジャパンが勝ち残るための次なる成長戦略を最新データから読み解く。
維持される世界トップの信頼

アリックスパートナーズが発表した「2026年版グローバル自動車消費者意識調査」は、自動車産業が直面する変化を捉えている。2026年1月に実施された同調査は、日本を含む11か国の自動車購入者8000人を対象に、パワートレインや先進運転支援システム(ADAS)、内装の質感、サブスクリプションモデルなど多様な選好を網羅した。対象は過去3から5年以内に車両を購入・リースしたか、今後2年以内に予定している消費者で、世帯当たりの平均所有台数は1.5台である。
本データにおいて、日本車ブランドの品質・信頼性は世界全体で77%の支持を集め、ドイツ車ブランドの80%に次ぐ評価を獲得した。地域別では韓国で91%、UAEで90%と極めて高い信頼を得ている。さらにグローバル忌避率は17%に留まり、中国ブランドの44%、米国ブランドの25%、韓国ブランドの19%を下回る。長年の徹底した品質保証や強固なサプライチェーン、耐久性を優先する開発理念が産業基盤として機能している。
この強みは電動化や知能化が進む現代でも土台となり、構造を広げている。従来の垂直統合型の供給網を維持しつつ、車載半導体やソフトウェアの領域ではグローバルなテック企業や多業種とのパートナーシップを通じた協調型体制へ移行しつつある。複数の競合が存在する中、日本車ブランドは外部のエコシステムと結びつき、新たな信頼性の形へと進化を続けている。