電動モビリティ「自動充電」できるスタンド登場! シェアサービスさらなる普及に弾み
ビー・アンド・プラスは、電動モビリティを停車させるだけで自動充電できるワイヤレス充電スタンドを販売。シェアリングサービスのさらなる普及が期待される。
30Wと80Wの2種給電タイプ

ビー・アンド・プラスは、電動モビリティを停車させるだけで自動充電できるワイヤレス充電スタンドを販売すると発表した。
ワイヤレス充電仕様にカスタムしたSegwayのMax PLUS(保安器具を搭載した公道仕様版)や電動自転車に対応。モビリティ停車時に自動充電が開始する仕組みで、ユーザーの利便性向上と事業者のコスト面などに配慮している。
通常の30W給電対応のほか、電力を2.6倍にした80Wのハイパワータイプがある、
電動キックボードをはじめとする電動モビリティは、都心を中心にシェアリングサービスが広がっている一方、バッテリーの残量管理は運営上の重要な課題となっている。
特に無人サービスを運用する場合、各駐輪ポートを周回してのバッテリー管理は手間がかかる作業の一つ。現状はフル充電のバッテリーをトラックなどで運び、1台ずつバッテリーを交換するやり方が主流だが、作業の手間が非常に多いうえCO2の排出にもつながるという問題があった。
ワイヤレス充電スタンドが普及すれば、それらの課題を解消することにもつながる。
同社はワイヤレス給電の専業メーカーで、電磁誘導、電界結合、マイクロ波などさまざまなワイヤレス給電の研究開発、量産製造を手掛けている。