「月100万円稼ぎました!」 なんと都内タクシードライバーの61%が達成の現実――異例の数字は、時代の追い風か、それとも新常識か?

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東京都のタクシードライバーの61%が月収100万円以上を経験する一方、全国では7割が40万円以下。配車アプリや人口密度の違いが生む都市と地方の収入格差は、働き方や産業の形を大きく変えつつある。

労働移動の加速

全国20代以上のタクシードライバー177人を対象に行われた「働き方と収入に関する実態調査(画像:X Mile)
全国20代以上のタクシードライバー177人を対象に行われた「働き方と収入に関する実態調査(画像:X Mile)

 東京と地方のあいだに広がる収入差は、働く人の移動を強く促す要因になっている。調査によれば、現役ドライバーの31.6%が独立や起業の資金を貯めたいと考え、27.1%が他業界へ移るための足がかりにしたいと答えた。

 この数字から見えてくるのは、タクシーという仕事の

「位置づけ」

が変わりつつあることだ。かつては長く続ける職業と見られていたが、いまは特定の目標に向けて資金を得る手段として選ばれる面が強まっている。

 もし都市で稼げる職業として広く知られるようになれば、

・地方ドライバーの都市流入
・副業として働く層の参加
・短期間だけ働く形

も広がるだろう。地方の働き手が、収入を見込みやすい東京に集まり、短い期間で集中的に資金を得る。そうした流れが強まれば、地方の交通を支える人材はさらに不足し、東京に人と富が集まる動きも加速する。

 タクシーの仕事は、将来の目標に向けた資金を得る場としての性格を、少しずつ強めているのだ。

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