「プラグインハイブリッド車」ブームは1年で終焉か? EVの弱点を補った「次世代電動車」が“真の本命”に躍り出る理由

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2025年、世界のPHV販売は前年比17%増の800万台に迫った。しかし実態は高コストと環境性能の乖離が課題。現実的な航続距離を確保するEREVが注目を集め、電動化の勢力図が揺れ動き始めている。

電動化の消費者視点

PHV対EREVの動向比較。
PHV対EREVの動向比較。

 2026年、電動化の波はかつてない勢いで押し寄せている。PHVブームが終わりを迎え、EREVが注目を集める今の流れは、理想と現実がぶつかり合った結果である。どれほど理屈を並べても、使う側が手間を感じ、作る側が利益を確保できなければ、その技術が生き残ることは難しい。

 EREVは、現行の充電環境や車両価格の制約のなかで、効率的に動ける選択肢として浮上した。しかし、これが長期的に最善の答えとなるかはまだわからない。電池性能が飛躍的に高まり、コストが下がれば、再び純粋なEVが主役に返り咲く可能性もある。

 目先の流行に流されず、自分の暮らしや社会の変化をどう見据えるかが問われている。手軽な利便性を取るか、究極の環境性能を追求するか。これからの進路を決めるのは、作り手ではなく、消費者の選択にほかならない。

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