「自動運転」の関連求人、拡大続く 13か月連続増加 前年同月比160.9%の4万件超
自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」は、日本国内における自動運転・MaaS関連求人案件数の最新調査(2022年3月末時点)を発表した。前年同月比で13か月連続増と、拡大が続いている。
主要転職6サイトを調査・集計

ストロボが運営する自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」は、日本国内における自動運転・MaaS関連求人案件数の最新調査(2022年3月末時点)を発表した。
調査は、主要転職6サイト(Indeed、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職、ランスタッド、エン転職)の求人案件数をまとめたもの。「自動運転」関連は、2022年3月末時点で、前月比1.2%減、前年同月比60.9%増の4万333件となった。前年同月比での増加は13か月連続。
サイト別では、Indeedが前月比1.6%減の3万6612件、dodaが同1.7%増の2532件、リクナビNEXTが同7.0%増の919件、マイナビ転職が同7.3%減の127件。ランスタッドとエン転職は前月と変わらず、それぞれ78件、65件となった。
大手自動車メーカーや部品メーカーが、引き続きエンジニア求人を積極的に出している。自動運転向けの新部署を立ち上げている企業もあり、関連業務を専門に担当するポジションを募集している企業もある。
また「MaaS」の関連求人案件数(同6サイト)は、2022年3月末時点で、前月比0.5%減、前年同月比89.9%増の1540件となった。前年同月比での増加は10か月連続。
サイト別では、Indeedが前月比3.7%減の1089件、dodaが同3.3%増の311件、リクナビNEXTが同19.2%増の118件、マイナビ転職が同20.0%増の6件。ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同200.0%増の6件だった。
MaaSサービスの基幹システムの開発に携わるポジションの案件が多数見られるほか、MaaSサービスのシステムやアプリを受託開発する企業による求人も増えているという。