大阪・南河内「交通消滅」の瀬戸際! 金剛バス「廃止」から2年、自動運転は本当に地方を救えるのか?

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南河内で進む“交通の空洞化”が、いま臨界点を迎えている。金剛自動車撤退で1日200本の路線が消え、代替策として期待された自動運転バスも中国製EVの不具合で暗礁に。通勤通学を支える地域交通は持ちこたえられるのか。人口減と人手不足が重なる現場の実像に迫る。

小規模自治体に立ちはだかる交通の壁

自動運転バス発表式典で披露されたミニバス(右)(画像:大阪メトロ)
自動運転バス発表式典で披露されたミニバス(右)(画像:大阪メトロ)

 南河内4市町村のうち、富田林市は人口10万人を超すが、河南町は約1万5000人、太子町は約1万2000人、千早赤阪村は約4000人の小規模自治体。財政規模も小さく、予算面からもコミュニティーバスなどの本数を大幅に増やすのは難しい。

 千早赤阪村は2026年2月ごろから、バス乗客らの声を聞き、利用状況や要望をまとめる方針。結果は可能な範囲で路線のダイヤなどに反映させたい考えだ。千早赤阪村総務政策課は

「実証運行は安全をきちんと確認して実施してほしい。それまでは少しでも利便性が高まるよう4市町村で工夫したい」

と話した。

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