日産は復活できる! そのカギになるのは「非日常感」―― 「西部警察」から「EV」改革へ、80年超のDNAが繋ぐブランド再構築戦略とは【リレー連載】頑張っちゃえ NISSAN(2)
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昭和期ドラマで未来感を演出した日産は、1947年の初EVから2010年リーフまで約80年の電動化技術を蓄積。コンセプトカー公開やDX融合で非日常体験を提供し、ブランド再評価の鍵を握る。
非日常と未来感の融合

筆者のような中年世代のライターにとって、日産は単なる自動車メーカーではなく、
「非日常体験と未来感を提供できるブランド」
である。西部警察のような未来感ある車両でのブランディングもあれば、EVや魅力的なプロトタイプにデジタルトランスフォーメーションを加え、新しい移動体験とデザインの魅力を提示することも可能である。過去のブランド価値を受け継ぎつつ、未来への挑戦を続ける姿を消費者に体感させられる力を日産は持つ。
2023年のジャパンモビリティショーでは、計5台のコンセプトカーが公開された。ニッサン ハイパーフォースは、究極のドライビングプレジャーと環境性能の両立をテーマに掲げる。1000kWの最大出力を発揮する全固体電池と高出力モーターを搭載し、加速力と環境性能を両立させた。ニッサン ハイパーツアラーは、日本独自のおもてなし精神と上質さ、先進技術を融合したプレミアムEVミニバンで、自動運転技術と全固体電池を採用する。他に、ニッサン ハイパーパンク、ニッサン ハイパーアドベンチャー、ニッサン ハイパーアーバンがデジタル展示され、日産の未来感と非日常感を軸にした
「他社がやらないことをやる」
という精神を体現した。
こうした活動は、「日産の挑戦を応援したい」という声を増やすはずである。
・品質
・デザイン
・未来感
・非日常感
という軸での企画を今後も継続することが重要である。未来感と非日常感を体験として提供する力は、日産ならではの強みである。この力を改めて多くの人に見てもらいたい。