熊本市民が愛した“レトロ顔”が引退!「推し電」1位の名車、その激動の生涯! 福岡を支え、熊本を救った連接車の軌跡をたどる 最後まで福岡県内で活躍した西鉄1000形グループの筑鉄2000形。福岡と北九州の車両を組み合わせて3両連接にした大型車で、福岡の高度成長期を伝える貴重な存在だったが2022年までに全車引退(画像:若杉優貴) 2025年2月に営業運転を終えた熊本市電5000形連接車。元は西鉄1000形、その誕生のキッカケは朝鮮戦争だった(画像:若杉優貴) 広島電鉄の3両連接車・3900形。連接車の特徴は「車両の車両のあいだに台車がある」こと。小回りが利き、また揺れが少ないため路面電車に最適だ(画像:若杉優貴) 西鉄福岡市内線、天神ビル(現存)前を行く1302号。のちに筑豊電鉄に移籍、2002号として2022年まで活躍した。(西鉄ニュースリリース「筑豊電気鉄道2000形車両運用終了!」より) 今や熊本を代表する景観のひとつとなった熊本市電が行き交う風景。実はモノレール化による廃線が検討されていた(画像:若杉優貴) 元西鉄福岡市内線1015号だった熊本市電5015号。超低床電車の増備により2009年に廃車された(画像:若杉優貴) ドイツから輸入された超低床電車・熊本市電9700形。実は5000形とほぼ同サイズ(画像:若杉優貴) 大きな車体を活かして広島でも活躍した元西鉄1000形。のちに広電の主力車両となる3連接車の先駆けだった。写真の広電3000形3007号は2021年引退、残る同型は3003号のみ(画像:若杉優貴) この画像の記事を読む