コンビニに「急速充電器」が増える根本理由――ファミマも約700店舗導入、“買い物ついで”充電は定着するか
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2025年に全国2万5000拠点を超えたEV充電スタンドと1万2000口の急速充電器。コンビニ設置の拡大は、政府補助と民間投資を背景に、地域格差是正と市場拡大を同時に進める戦略的施策である。
コンビニ急速充電拡張

電気自動車(EV)に欠かせないのが充電スタンドだ。神奈川県鎌倉市のゴーゴーラボが運営するウェブサイト「GoGoEV」による2025年の月別充電スタンド集計では、次のとおりとなっている。
・1月:2万5783拠点
・2月:2万5782拠点
・3月:2万5890拠点
・4月:2万5905拠点
・5月:2万5862拠点
・6月:2万5907拠点
・7月:2万5975拠点
月によって減少する時期もあるが、おおむね増加傾向だ。
急速充電器の充電口数も拡大している。2023年3月は9559口だったが、2024年3月には1万477口、2025年3月には1万2618口となった。
GoGoEVによると、2024年4月から2025年3月までの1年間で約2100口増加した。国内のEV用急速充電器は急速に拡大している。特にコンビニへの設置が目立つ。過去2年間で140か所増えた。
ファミリーマートは全国約700店舗に急速充電器を導入し、業界大手として存在感を示す。では、なぜコンビニへの設置が増えているのか。