「絵に描いた餅や!」 大阪万博絡みの“舟運特需”に浮かれた、港湾整備の末路

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大阪・関西万博に合わせて、大阪の舟運を活性化させる取り組みが国や自治体によって進められた。しかし、どのルートも利用が低迷し、閑古鳥が鳴いている。いったい何が起きたのか。

「絵に描いた餅」の施設

堺旧港で出発を待つ「ミャクミャク号」(画像:高田泰)
堺旧港で出発を待つ「ミャクミャク号」(画像:高田泰)

 大阪・関西万博開催に合わせ、大阪の舟運を活気づかせるプロジェクトが国や地方自治体の手で進められたが、どこも閑古鳥が鳴いている。一体何があったのか。

 阪急十三駅(大阪市淀川区)から商店街を抜け、南へ7分ほど歩く。淀川の堤防に上ると、川岸に新しい船着場が見える。淀川舟運の新拠点として2月に完成した十三船着場(大阪市淀川区)だ。

 しかし、船着場に定期便は就航しておらず、計画されていた屋台村やテラスも見当たらない。

「船が接岸したのはごくわずか。屋台村もテラスも絵に描いた餅や」

6月中旬の平日、河川敷を散歩する近くの男性(69歳)が苦笑する。

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