高速道路「暫定2車線」はなぜ事故が多い? 3400kmに潜む“死角”の正体――中央分離帯はワイヤーロープで本当に安全?

キーワード :
,
日本の高速道路網は約3400kmに及ぶ暫定2車線区間を抱え、安全性や拡幅計画の課題が顕在化している。コスト効率を優先しつつも、事故リスク軽減のため中央分離帯の最適化が急務だ。

ワイヤーロープ設置率の現状

費用とバランスのイメージ(画像:写真AC)
費用とバランスのイメージ(画像:写真AC)

 2025年6月時点、日本の暫定2車線区間ではワイヤーロープの設置が推奨され、導入が進んでいる。

 現状の高速道路事情を踏まえれば最善策ともいえるが、本当にこれで十分なのか疑問は残る。走行してみると、暫定2車線と片側4車線以上では走りやすさやストレスの差が大きい。理想は早期の片側2車線化である。

 ただし、現状の暫定2車線区間を利用者が理解し、安全運転に努めることも必要だ。中央分離帯も区間によって異なるが、どのタイプが走りやすいか注目して走ることを勧めたい。

全てのコメントを見る