テスラの「充電ケーブル」大量に盗まれていた! なんと価格は1本約3万円 「都市鉱山」化するEVインフラの闇とは
テスラのEV充電インフラは世界中で拡大を続けているが、急速充電器ケーブルの盗難が深刻化している。銅の高騰が背景にあり、窃盗被害が増加。対策強化が急務だ。
盗難対策がEV普及の鍵

充電ステーションはEV普及に欠かせないインフラだ。だが、銅線の盗難はどの充電ステーションでも起こりうる。充電ステーションが使用不能になると、充電インフラの信頼性が低下し、EV普及に悪影響を与える可能性がある。
2023年の世界の公共充電ポイントは400万か所だったが、国際エネルギー機関(IEA)の予測では、2030年までに1500万か所、2035年までには2500万か所に達し、6倍以上に増加する見込みだ。
充電ステーションの数が増えると、盗難被害も増加する懸念がある。盗難被害を抑制できなければ、充電インフラの新設や維持コストが膨らみ、EVユーザーにその負担がかかる。
窃盗の手口は日々進化しており、完全に防ぐことは難しい。早急に有効な防犯対策の確立が求められる。警備強化や防犯カメラ設置、法的措置の導入などが必要だろう。
EV普及についてはこれまで環境や経済の観点から語られてきたが、今後は盗難抑止に関して政府や警察を巻き込んだ議論が進むことが期待される。