公道カートではしゃぐ外国人!芸人ふかわりょうが指摘する、彼らへの「ぬかるんだ感情」とは?100件超の苦情!東京の未来と秩序を問う

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東京の街を疾走する「公道カート」は、インバウンド観光の新たな風物詩となった。しかし、そこには都市秩序との摩擦や、日本人が抱える「言語化されていない感情」が潜んでいる。2012年の運用開始以来、安全問題や交通ルール無視が増加し、東京の生活都市としての役割に新たな課題を突きつけている。

公道カートの歴史

インバウンドに人気の観光地(画像:写真AC)
インバウンドに人気の観光地(画像:写真AC)

 公道カートは、2012(平成24)年から本格的に運用を開始した。最初はミニバイクと同じ扱いを受けていたが、インバウンドによる事故が多発したことを受けて、2019年に国土交通省が保安基準を改正。令和2年4月からは、レンタル業者に対してシートベルトの装備を義務化した。

 コロナ禍による入国規制が緩和されて以降、公道カートは再び注目を集め、特にインバウンドに人気で、その需要を見込んだ事業が拡大している。しかし、交通ルールを十分に理解していないインバウンドによる悪質な運転や事故も増加。警視庁には多くの苦情が寄せられており(2023年は100件以上)、事業者には安全対策の強化が求められている。

 公道カートの事業者は、乗車前に30分程度の講習を実施しており、ビデオや口頭で交通ルールを説明している。しかし、急激なインバウンド需要に対応しきれていない事業者も多く、特に安全管理の面では改善が必要とされている。

 事故の発生件数も増加しており、2023年の1~5月には14件の事故が報告された。信号無視や高速道路への進入など、利用者の交通ルール無視が問題となっている。また、着ぐるみを着たインバウンドが運転する光景も見受けられ、交通マナーが十分に守られていない現状が浮き彫りとなっている。

 公道カートはインバウンド需要の一環として新たな観光コンテンツを提供する一方で、都市の秩序や安全管理が追いついていない現状が課題として残っている(以上、『産経新聞』2024年7月20日付け記事)。

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