高崎市で「新築マンション」建設が相次ぐ理由! 2026年度誕生の新駅「豊岡だるま駅」がもたらす地域変革とは?
JR信越本線に新設される「豊岡だるま駅」は、地域活性化と高崎市中心部へのアクセス向上を目的とした駅だ。2026年度末に開業予定で、建設費30億円の中で公共交通政策の強化と費用対効果が問われている。地域の人口流入と再開発の進展が背景にあり、今後の利用率と公共サービス向上が期待されている。
高崎市30億円負担、駅設置進展

2024年12月13日、JR東日本高崎支社が、JR信越本線 北高崎~群馬八幡間に2026年度末を目標に設置される新駅の名称を「豊岡だるま駅」に決定したと発表した。
北高崎駅から約2.6km、群馬八幡駅から約1.4kmの場所に新駅が設置される予定で、2023年3月27日にJR東日本と高崎市から発表されていた。「豊岡新駅」という仮称で呼ばれていた。
駅舎などの建設工事はまだ始まっていないが、建設予定地はすでに整地が完了しており、排水溝も設置されている。今後、道路の舗装工事などが進むことが予想される。
豊岡だるま駅は簡易型Suica対応の無人駅で、上下線に6両編成まで対応可能な単式ホームが設置される。また、上下線のホームをつなぐ跨線橋は設置されない。豊岡だるま駅の隣接地には、
「高崎だるまミュージアム」(仮称)
が建設される予定で、開業は豊岡だるま駅と同じ2026年度を目指している。
2024年12月13日に行われたJR東日本高崎支社での駅名発表記者会見において、富岡賢治高崎市長は、駅の建設費の総額が30億円程度であり、全額を高崎市が負担すると回答した。