高崎市で「新築マンション」建設が相次ぐ理由! 2026年度誕生の新駅「豊岡だるま駅」がもたらす地域変革とは?

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JR信越本線に新設される「豊岡だるま駅」は、地域活性化と高崎市中心部へのアクセス向上を目的とした駅だ。2026年度末に開業予定で、建設費30億円の中で公共交通政策の強化と費用対効果が問われている。地域の人口流入と再開発の進展が背景にあり、今後の利用率と公共サービス向上が期待されている。

群馬県「自家用車依存」全国6位

 さて、2020年の国勢調査によると、15歳以上の群馬県民が通勤・通学で利用している交通手段は、「自家用車のみ」が77.1%、「自転車のみ」が7.8%、「徒歩のみ」が4.6%、「鉄道・電車のみ」が3%、「乗合バスのみ」が0.4%だった。

 都道府県別に見ると、群馬県は「自家用車のみ」を利用している人の割合が全国で6番目に高い。全国平均は、「自家用車のみ」が46.2%、「鉄道・電車のみ」が17.6%である。

 群馬県民が自家用車に依存する理由のひとつとして、JR東日本の職務が円滑に進んでいないことが挙げられるのではないか。そんななか、高崎市が建設費を負担し、請願駅を建設することを決めたのは、一定の評価ができる点だ。ただし、富岡賢治高崎市長および担当部署である高崎市都市計画課に取材をお願いしたが、両者からは応じてもらえなかった。

 JR北海道の発足前後(1980年代後半)に新設された新駅の設置費用は、同社関係者によれば、豊岡だるま駅と同じ条件である、複線区間の相対式6両ホーム、跨線橋なしで1億円以下に収まったという。近年、建設資材や人件費の高騰が進んでいるといわれるが、豊岡だるま駅の建設費用30億円が不自然に高額であるのは事実だ。

 近年、東京などの大都市から高崎駅徒歩圏内のマンションに移住してきた新住民と、旧住民の間に軋轢が目立つようになったのはひとつの現象だ。ファクトとロジックをもとに議論でき、経済的にも優位に立つ新住民は今後も増えていくことが予想される。

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