北陸新幹線「小浜ルート」、国交省関係者からついに疑義の声! 新幹線B/C算出経験者が告白、「他ルート再考すべき」「異論で異動の恐怖」のホンネ

キーワード :
, , ,
北陸新幹線の延伸ルート選定を巡り、経済性や利便性で優位とされる「米原ルート」。東京~福井間の移動時間短縮やリニア新幹線との連携可能性に加え、費用対効果も高いと試算されるが、現行の小浜ルート案が固定化される背景とは? 地域住民の声と広域的な視点から最適解を探る。

職場内でも高まる小浜ルート強行反対論

琵琶湖の約8割に達する大量の水があるといわれる京都盆地(画像:Batholith)
琵琶湖の約8割に達する大量の水があるといわれる京都盆地(画像:Batholith)

 職場内での状況について話してくれた。

「内部でも小浜ルートを強行するのではなく、他のルートを再考すべきだという声が徐々に大きくなっているのが現状です。国交省の上層部の方々は、議員に寄り添った発想を持つ傾向があり、そうすることで昇進しやすくなるのが現実です。そのため、議員に異論を唱えると、本省(霞ヶ関)以外に異動させられるなど、厳しい現実があります」

「本省(霞ヶ関)は、実質的に議員とのやりとりを担当しているため、他のルートに変更すべきという大々的な発言は難しい状況です。しかし、担当者レベルでは、小浜ルートに対する疑念がますます大きくなっているのが実態です」

 やはり、西田昌司議員(自由民主党、与党整備委員会委員長)に寄り添った動きになるのが実態のようだ。新幹線整備ルートは、もっと国民、特に関係者に開かれたものになるべきだ。

全てのコメントを見る