広島駅「駅ビル2階」に路面電車が突っ込む!半世紀ぶりの大改造、広電「駅前大橋線」開通でどう変わる?
広島駅が半世紀ぶりに大刷新。新駅ビルが誕生し、駅ビル2階に広電の停留所が設置されることで、中心市街地への移動時間が大幅短縮。駅前大橋線の開通により、従来の経路より約4分短縮され、交通の利便性と安全性が向上する。
駅ビル2階、新停留所誕生

新しい広島駅ビルで最も特徴的な点、それが
「2階に路面電車(広電)の停留所が設けられる」
ということだ。広島駅では、駅ビル建設が進む前の2017年から2018年にかけて、橋上駅舎化と駅舎内に商業施設「ekie(エキエ)」が完成した。現在、2階部分には改札、コンコース、南北自由通路が整備されており、駅ビルの建設はそのすぐ南側で進行中だ。
新しい広島駅電停が設置されるのは、駅ビル2階の吹き抜けアトリウム部分。橋上駅舎の改札やコンコースから歩いてすぐの場所となるため、乗り換えの利便性が大きく向上する。これにともない、現在の地上1階にある「広島駅」電停は廃止される。