広島駅「駅ビル2階」に路面電車が突っ込む!半世紀ぶりの大改造、広電「駅前大橋線」開通でどう変わる?

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広島駅が半世紀ぶりに大刷新。新駅ビルが誕生し、駅ビル2階に広電の停留所が設置されることで、中心市街地への移動時間が大幅短縮。駅前大橋線の開通により、従来の経路より約4分短縮され、交通の利便性と安全性が向上する。

映画館も久々復活

駅前大橋から見た懐かしい「ひろしま駅ビルASSE」と再開発前の街並み。2020年3月に閉館・解体された。現在、正面の駅前通りには駅前大橋線の線路が敷かれている(画像:若杉優貴)
駅前大橋から見た懐かしい「ひろしま駅ビルASSE」と再開発前の街並み。2020年3月に閉館・解体された。現在、正面の駅前通りには駅前大橋線の線路が敷かれている(画像:若杉優貴)

 新駅ビル開業に向けて、急ピッチで準備が進んでいる広島駅。半世紀以上親しまれてきた旧駅ビル「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」は、被爆駅舎に変わり、1965(昭和40)年12月に地上7階・地下1階のいわゆる

「民衆駅」(民間資本を導入した商業施設併設の国鉄駅舎)

として開業した。その後、最新のビルへと生まれ変わり、昭和から令和へと進化することとなる。

 新しい広島駅ビル「minamoa」は地上20階・地下1階建て。館内には中国四国地方初出店の鼎泰豊やシェイクシャック、スープストックトーキョーなどのグルメテナントが入居し、旧駅ビル時代には1998(平成10)年まで併設されていた映画館も復活するなど、話題となっている。この駅ビル工事にともない、広島市、JR西日本、広島電鉄による広島駅南口(駅正面)整備事業が進行中。その目玉のひとつが路面電車・広島駅電停の移設とルート変更だ。

 今回の南口整備事業の目的は、大きく分けて次の三つとなる。

・電停移設による利便性向上
・連絡デッキ整備による利便性向上と賑わい創出
・軌道移設による速達性向上と渋滞緩和、安全性確保

どのように変化していくのか、詳しく見ていこう。

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