JR西日本新快速の素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない【リレー連載】偏愛の小部屋(17)
JR西日本の新快速は、速さと利便性で他の鉄道サービスを圧倒する存在だ。京都~大阪間約29分、大阪~三ノ宮間約21分の速達性と、15分ごとのわかりやすいダイヤ設定が通勤客や旅行者にとって大きな魅力となっている。新快速の歴史と進化を振り返り、なぜ今も多くの人々に愛され続けているのかを解説する。
やばいポイント4「車両とともに進化してきた新快速」

筆者のJR西日本新快速との最初の出会いは、3代目の117系だった。
初めて乗ったとき、前面の特別感を漂わせるデザイン、ふたつ扉、そして当時としてはめずらしい転換クロスシート(しかもヘッドカバー付き!)と、特急ほどではないにしてもグレードの高さに感動を覚えたのはいうまでもない。
221系から3扉となったが、特別感を醸し出すデザインやヘッドカバー付き転換クロスシートは踏襲されつづけている。
また、新快速の進化は車両の更新と深く関わっている。153系電車の投入で最高速度が95km/hから110km/hに引き上げられ、117系ではさらなるサービス向上と115km/h化を実施。つづく4代目の221系で120km/hとなり、5代目の223系で130km/hとなった。速度を向上したからこそ、停車駅が増えたにもかかわらず、わかりやすい発車時刻を維持できた面もある。
そして6代目の225系は、前面衝突対策や衝突時の客室内の空間確保など安全性に配慮された新快速となった。