高齢者はアプリ拒否? 電話配車を残した「日本版ライドシェア」の知られざる苦悩

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日本版ライドシェアの導入は難航している。特に、電話で配車するのが一般的な地域では、アプリと電話の併用が不可欠となっており、国土交通省はその両立を進める方針を示している。

電話配車の強みとアプリの課題

電脳交通は2021年に電話注文と事前確定運賃を両立させる仕組みを開発(画像:電脳交通)
電脳交通は2021年に電話注文と事前確定運賃を両立させる仕組みを開発(画像:電脳交通)

 予見していた配車プラットフォームもある。

 電脳交通(徳島県徳島市)は、2021年に日本初の電話注文による事前確定運賃サービス機能を開発し、実際にサービスを提供している。

 2024年9月4日、国交省が日本版ライドシェアの電話配車対応をタクシー事業者に求めたが、それから3年も前に電脳交通は事前確定運賃を前提とした電話配車を実施していた。今後予想されるのは、

「アプリも用意しているのに、誰も使わない」

という現象だ。日本では、電話でタクシーを呼ぶ習慣が根強く、アプリの利用が広がりにくいのが現実である。このため、配車サービス提供者は

・あまり使われないアプリ
・高齢者を中心に多く利用される電話サービス

の両立に苦しむ可能性が高い。

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