旧「東京モーターショー」開幕まで1か月を切ったのに、全然盛り上がっていない根本理由
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2024年10月に千葉市で開催される「ジャパンモビリティショー・ビズウィーク2024」は、ビジネスマッチングに特化した新しい試みだ。しかし、注目度は低い。昨年の来場者数111万人からの低迷が心配されている中、スタートアップ150社を含む200社が出展を予定している。自動車業界の革新を促進し、次世代モビリティの創出に期待が寄せられている。
50年ぶりの挑戦
2024年10月15日から18日まで、千葉市の幕張メッセで「ジャパンモビリティショー・ビズウィーク2024(JMS2024)」が開催されるが、例年に比べて盛り上がりが欠けているように感じる。
SNSやメディアでの話題性が低く、注目を集める動きが見られず、参加者の反応も控えめで、熱気を感じられない。
2023年に開催された「ジャパンモビリティショー」は、以前の「東京モーターショー」から名称が変更され、来場者数は
「約111万人」
だった。このイベントは1954(昭和29)年に「全日本自動車ショウ」として初めて開催され、会場は東京の日比谷公園だった。
その後、1959年から1987年までは東京・晴海の東京国際見本市会場、1989(平成元)年から2009年までは幕張メッセ、2011年以降は東京ビッグサイトで開催されてきた。第20回までは毎年開催されていたが、オイルショックの影響で1975年以降は隔年開催となった。
本稿では、JMS2024が約50年ぶりに毎年開催に戻った経緯や、これまでの出展準備の状況を考察し、JMS2024の成功のカギを探る。